前回のコラムでは、業務改革(BPR)の定義やなぜ今、業務改革が注目されているのかについて解説しました。
本コラムから、多くの上場会社に共通する決算・開示業務における課題を整理し、業務改革と業務改善という切り口で、決算・開示業務におけるこれらの課題をどのように解決していくのかについて紹介します。
有給休暇取得の義務化など「働き方改革」の関連法案が施行され、残業時間の削減などへの取組みが急務となっております。そのため、上場会社の管理部門でも、これまで以上に大きな改革が求められ、従来の業務プロセスや組織のあり方そのものを見直す企業も増えております。
本コラムでは、業務改革と業務改善という切り口で、決算・開示業務における課題をどのように解決していくのかというテーマについて解説します。
まず始めに、BPRの定義、そして業務改革が業務改善とどう違うのか、なぜ今、業務改革(BPR)に注目が集まっているのかについて触れていきます。